2012/11/08

ジャパン・パッシング?

“ジャパン・パッシング”という言葉の印象が強すぎて日本企業の動向なんて全く眼中にないかと思いきや、意外にBBCでもそこそこ頻繁に日本企業の名前を目にします。

この一週間でも、明暗分かれたために報道のトーンは真逆なものの、パナソニックとトヨタに関するニュースが取り上げられました。

もちろん日本企業の名前がBBC等海外の報道機関に取り上げられる機会は減少傾向にはあるのでしょうが、少なくとも一定の存在感をキープしているのは間違いないように感じます。学校の授業で出てくる企業名にしても、1番多いのがイギリス、2番目がアメリカ、3番目はやはり日本なのです。

別の機会に書ければと思うのですが、日本企業が生んできた製品群と、“典型的日本人イメージ”の組み合わせによって培われたジャパンクオリティの神話は今のところはまだ根強いようです(多少曖昧模糊としたイメージという感じはあるものの)。

最近はそれに加えて、特にヨーロッパ(+アメリカ都市部?)ではいわゆる“クールジャパン”的なイメージが成熟しつつあるような印象を受けるのです。これも別途書きたいですが、これはマンガ・アニメ等のポップカルチャーに限定した話ではなく、あらゆる「日本関連」をクール、と捉える人達が(特に都市部を中心として)増えているように思います。

感覚としては「ありがちな欧米製品/サービスではなく、あえて日本の製品/サービスを選ぶのが“テイスト・違いの分かる”感じでカッコいい、といったところでしょうか。

そんなわけで、
・(政府が)正しい通商政策を採る
・クオリティと需要を正確に結び付けられるようなマーケティングをする
・サービス/ホスピタリティ分野の潜在的な需要にこたえる
・製造業とサービス業の抱き合わせを強化する
・高付加価値分野に注力する
などなど、やりよう次第で日本企業が巻き返す余地は十分あるなというのがこの半年の感想です。

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