そもそも私は根が天邪鬼なので(加えてロンドンにたまにいるイギリスかぶれの日本人が気持ち悪くてしかたなかったため)、過去この場でイギリスおよびロンドンについて何度か文句を垂れ流してきましたが、今回は逆にこの国とその首都について賞賛するような内容を書こうと思います。
私の場合、留学先がロンドンに決まったのは「たまたま手頃な学校からオファーが来たから」というだけで、かつ失礼ながら私にとってはそもそも特別関心の向く国でもなく、できれば大陸ヨーロッパに留学したいと思っていました。当時の私にとってのイギリスのイメージといえばロックバンドくらい。
留学が決まった折、アメリカも候補だったけど結局イギリスに決まったというと、お前は正直アメリカっぽくない、どっちかというとイギリスっぽい、ロンドンのどんよりした天気とか似合いそうだのなんだのと好き勝手言われ、イメージだけでモノを言いやがってと毒づいていたのですが、正直彼らの指摘は概ね正しかったように思います。
少なくとも、候補に入れていたアメリカやフランスとの対比でいえば、私はロンドンないしイギリスのもの、とりわけカルチャーの面で魅かれるものが多いと感じています。
まず第一にやはりイギリスのロックバンドはすんばらしいです(最近はロクなバンドが出てこないともっぱら評判ですが)。このところ毎週のように地元の公共図書館でイギリスのインディーロックバンド(*)のCDを借りています。逆にアメリカのバンドで過去いいなと思ったと思ったのはWeezerくらいで、一時期大流行してたオフスプリングもグリーンデイも全く刺さらず。
*イギリスでは日本のいわゆるインディーズではなく、メジャーレーベル所属でもよくて、売れ線を意図的に狙わない(風な)指向のバンドを指す。なんで、文脈次第ではオアシスさえインディー扱いになる模様。
また、イギリス人のある種典型的な、遠回しない言い回しも―とりわけ同様に遠回しな言い回しを多用する日本人に属する私には―割とすんなり受容できますし、イギリス的アイロニーも聞いてる分には面白い(ただし自分に対して言われるとこれ程腹の立つものもない。とはいえ私自身もこねくり回したイヤミを言うことがあるので同じ穴のムジナと言われればそれまでかもしれない)。
その他、モッズムーブメントの発祥地だけあってイギリス人、特に女性のモッズコート着用率は異常に高かったり(なぜか自分が過去数年に買ったアウターが気付けばほぼ全部モッズコートかその亜流だった。あの手のデザインが好きらしい)、ビールの国だったり(私は日本にいた時からビール、特にエールビール派だった)、まぁ色々あります。
逆にイギリスのダメとされるところ、メシがまずい、天気が悪いといったところ等は私には割とどうでもいいというか気にならないところなので、そういう観点からも、単に自分が気付いてなかっただけで、友人たちのいうように私はこの国と結構相性が良かったのかもしれません。少なくともアメリカよりは。
結局単なる相性の話になってて賞賛できてないな。ビールうまいです。ビールは。
(追記)サッカーは面白くない。野球のほうがいい。クリケット?食べられるのか?
0 件のコメント:
コメントを投稿