今更言うまでもなく香港はイギリスと非常に深いつながりがあり、それなりの数の香港人がロンドンにも住んでいるわけですが、その香港でいま「反国民教育」あるいは「反洗脳教育」なる運動が盛り上がっていたりする。
“香港で中国本土と同じような愛国心を養うための「国民教育」への市民の反発が広がっている。9月から一部の小学校で試験導入されたが、学生から高齢者まで幅広い層の市民がデモやハンストに参加。香港政府は態度を軟化させているが、7日夜には全面撤回を求める市民らによる大規模抗議集会が開かれた。
「国民教育」を巡っては、共産党体制の下の中国政府を「進歩的で無私、団結した執政集団」などと礼賛する一方、米国などの多党制民主主義は「政党同士の闘いが人民に災難をもたらす」などと記述した教育指導用冊子の存在が明らかになった。批判が広がり、9日投票の立法会(議会)選挙の最大の争点にも浮上している。
引用元:http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0705G_X00C12A9FF2000/
当然かなり政治色の強い類のイベントであり、本来その手のものに関しては自分の中である程度確固たる意見形成ができない限り参加しない主義なのですが、今回は、
- 細かいところは良く分からんが心情的には賛成であること(特にMOC政府の反日教育が香港にまで波及するのがイヤ)
- イギリスに住んでいるせいで香港に対する関心が高まっていたこと
- かねてより香港人のアイデンティティーに興味があったこと(香港人?中国人?)
- 何よりたまたまヒマだったこと
等といった理由でいいよ行ってもと返事したのです。
場所はピカデリーサーカスから徒歩10分程のところで全然賑やかな場所ではなかったし、集まっていたのは200~300人位で、まぁデモの類としては小規模といっていいと思います。
で、その後ジェリーとお茶して帰ってきたわけですが、聞いた話が結構興味深かったので以下その一部を列挙。
※以下中国人=本土の中国人。
- 現在香港には中国人がかなり流入してきている。大金持ちは中国人の方が多い(←本当か?)。ブランドものを大量に身にまとっているが、似合ってないし趣味悪いと感じる。
- 自分はある意味中国人だがある意味中国人じゃないと思っている。クラスメイトに韓国人がいて、彼女に「中国人はキライだ」と言われたが、自分は香港人なので正直あまり気にならなかった。
- フラットメイトは中国人と台湾人で、その中国人が大家。
- その大家含め、中国人とは馬が合わない事が多い(「失礼な人が多い」とのこと)。
- 今のフラットは台湾人のコミュニティーサイトで見つけた。
- 韓国人も嫌い(「すぐ怒るしうるさい」とのこと)。
- 香港人は大体50%位英語が話せる(←私が10年前訪れた時の感覚値ではもう少し少ない気がした)。
- 両親は兄ばかりにお金をかけて、自分には無関心。これは「女子はどうせ嫁にいってしまうから」という理由で、香港では一般的なこと(←本当か?)。
- 広東語(香港の主言語)と、マンダリン(標準中国語)はかなり違う。自分の英語のレベルとマンダリンのレベルがだいたい同じくらい(※彼女の英語力はビギナーレベル。多分TOEFLで60位)。ただTVで見聞きするので聞き取りは概ね問題ない。
- フェイスブックに食い物の写真をアップしたら「ハンストが行われてるのに何アップしてんだ」と言われた(←笑)
彼女の感情なり思想なりがどの程度香港のマジョリティーを反映しているのか不明ですが、まぁそんな香港人もいるということで。オチなし。
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