2023/04/01

テニスについて1 なぜテニスをするに立ったか

2月の頭にテニススクールに入会した。あまりの楽しさに毎週末のレッスンが心待ちになっている。


きっかけは「脳を鍛えるには運動しかない」という本で脳に良いスポーツとして紹介されていたことで、2/1に思い立って体験レッスンに申し込み、2/4に体験レッスンを受けて即入会した。


もともとテニスを始めるというアイデアは前々からあったのだが、上述の本がきっかけになった形。


卓球も検討したのだが、卓球だと昔やってた当時に解決出来なかった技術的な課題があり、再開した時にそれが解決するとも思えず、フラストレーションが溜まる気がしたのでやめた。


どういうことかというと、卓球経験者のボールはほとんどが強烈なスピンがかかっている。これをこちらもスピンをかけつつ打ち返していくわけだが、相手のスピン量を見誤るとオーバーしたり浮いて相手のチャンスボールになってりネットしたりするのだ。特に上回転と下回転がキモである。自分はこの回転量の瞬時の判別に難があり、これは練習よりセンスの問題だと思われた。


ちなみに卓球にはカットマンという、(差し当たり中級レベルまでなら)もう少し回転量の判別についてアバウトでもいける戦型があるのだが、これは守備的なスタイルで自分的の性格に合わず、ちょっと試してすぐやめてしまった。


何より全く新しいことを始めてみたかった。中高とやった卓球よりほぼ未経験のテニスの方が、ラーニングカーブをゴリゴリ登っていく時の楽しさを味わえるのではと思ったのだ。もちろん仕事でもそういうフェーズの面白さは長らく味わってない。


実際にやってみて、テニスは今の自分にとって色々と優れたところのあるスポーツだと分かった。


  1. たしかに脳に良さそう。テニスをやる人は長生きできるという研究結果もあるが、短距離ダッシュを繰り越すタイプの競技で心肺機能向上によいとされるインターバルトレーニングの要素がある。長生きスポーツ研究で2位になっていたバドミントンもそうだが、ラケットという道具を使うスポーツのため動作の複雑性も高い。
  2. 気持ちいい。卓球の打球感とはまた異なる気持ち良さで、(相対的に)広いコートにストロークを打ち込んでいくのは大変爽快感がある。もちろん卓球も気持ちいいが。テニスのはゴルフの打ちっぱなしの気持ち良さに通じるものがあり、ストレスフル社会人のツボにささる。最近は暇があればYouTubeでテニスのストローク練習の動画ばかり見てる。テニスはスイートスポットでちゃんと捉えないと手にかなり響くのだが、逆にきれいに捉えてスパーンと飛んでいくとめちゃくちゃドーパミン出る。
  3. 鍛えられる箇所のバランスが良い。全身良い感じに筋肉痛になる。またバックを両手打ちすると左腕も筋肉痛になり、これは卓球にないメリット。自分は卓球のクセで片手の方がしっくりくるのだが、初心者は両手推奨なのと、このバランスの観点から意識的に左手をつかうようにしている。
  4. 結構1人でも練習できる。壁打ちスペースあれば壁打ちできるし、ゴム付きボールで難しいけどストローク練習もやれるしサーブ練習もできる。ゴルフだとボール叩くわけにはいかないがテニスだと大きめの公園なら騒音で怒られることもなさそう。
  5. テニスに限らないが、スポーティーな服装に着替えるのも楽しい。スポーツアパレルとは縁遠い人生だったが、やってるうちに格好いいウェアとか欲しくなってくる。普段着ないような蛍光色のTシャツに原色のシューズ履いてレッスン用のコートに立つと別人になったみたいで楽しい。
  6. 1人でも試合に参加できる。シニア目のテニスはダブルスの方が盛んのようだが、ちゃんとシングルスもあり、その気になれば1人でも大会とかに参加できる。初級者向けの大会に出たりとかすごく楽しそう。

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