2011/11/12

ビッグボールとスモールボールについて調べた

統一球の影響でますますスモールボール=日本の野球、になりそうだなぁと思っていたんですが、そもそもこのイコール関係はなんでなのか、気になってWikipediaで調べてみたまとめです。


大リーグでのトレンド
~1910年代 低反発球が使用されていたため長打がでづらく、全チームがスモールボールを基本戦術に採用
1920年代~ ボールの反発力アップ→ビッグボール主流に移行
1950年代 ドジャースがスモールボールを洗練させたスタイルを完成 ただし主流はビッグボール
2000年代 ステロイド規制+エンゼルスドジャース育ちで伝統的なドジャーススタイルを身につけ首脳陣の元スモールボール戦略を効果的に使って脚光を浴びる ただし基本的な打高投低は変わらず、ビッグボール派の方がマジョリティー 2000年代前半時点でのマネーボール理論も大枠ではビッグボールの範疇であり、セイバーメトリクス等の統計手法に基づいた戦術と費用対効果の高い編成を行う点が従来と異なる


日本でのトレンド
V9ジャイアンツ→V5ライオンズがいずれも基本的にはスモールボールを採用
②長打の出にくいアマチュア(特に高校野球)かつトーナメント制度の元では確実に点を取れる戦略が有効(ビッグボールは試合数を多数行えば総獲得点数は多くなるが、統計的に全然点が取れない試合があってもしょうがないことを前提としているため勝ち抜き戦においては採用しづらい)→スモールボール的価値観の元で選手が育ち、観客もそれをスタンダードとして観戦する
③結果スモールボール偏重主義が国民的に根付いている

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