- 現場が欲しがる人材と経営陣が必要だと考える人のギャップ
- 本国/本社が必要だと考える人材とローカルが欲しい人材のギャップ
- 内定後すぐに入社して欲しい現場と事務手続きがバタバタになるので少し先にしたがるバックオフィス
- お金かけてでも採用したがる現場とコストを抑えたい人事とか経理
などなど。で、そういう時、ちゃんと自分としての思いを強くもってないと易きに流されてしまう。簡単に言えば、一番波風を立てずにすむ方向や、社内での力が強い方が主張する方向に物事を進めてしまう。一言で言うと手なり仕事になってしまう。
ただそれだと結局単なる調整役になってしまうので、HRとしてのバリューを出そうとするならば、ちゃんとHRの専門的な知見に基づいて「自分はどうするのがベストだと考えるか」をはっきりさせて主張していく必要があります。それも単に大きな声で叫ぶのではなく、感情的な衝突にならないよう神経をつかいつつ、時には文化的背景の違いなども考慮しつつ、理屈と感情両方で納得してもらいながら主張する必要があるわけで、ちゃんと魂のこもった採用を実現するのは難しいなと思うのです。