2014/01/19

手なりになってないかどうかという話

どんな仕事もそうであるように、採用も板挟みとかジレンマがつきない仕事です。たとえば、

  • 現場が欲しがる人材と経営陣が必要だと考える人のギャップ
  • 本国/本社が必要だと考える人材とローカルが欲しい人材のギャップ
  • 内定後すぐに入社して欲しい現場と事務手続きがバタバタになるので少し先にしたがるバックオフィス
  • お金かけてでも採用したがる現場とコストを抑えたい人事とか経理

などなど。で、そういう時、ちゃんと自分としての思いを強くもってないと易きに流されてしまう。簡単に言えば、一番波風を立てずにすむ方向や、社内での力が強い方が主張する方向に物事を進めてしまう。一言で言うと手なり仕事になってしまう。

ただそれだと結局単なる調整役になってしまうので、HRとしてのバリューを出そうとするならば、ちゃんとHRの専門的な知見に基づいて「自分はどうするのがベストだと考えるか」をはっきりさせて主張していく必要があります。それも単に大きな声で叫ぶのではなく、感情的な衝突にならないよう神経をつかいつつ、時には文化的背景の違いなども考慮しつつ、理屈と感情両方で納得してもらいながら主張する必要があるわけで、ちゃんと魂のこもった採用を実現するのは難しいなと思うのです。


2014/01/13

入社三週間時点のメモと感想。

あり得ない程ホワイト。ワークライフバランスを経営が意識していて、基本的に皆あまり夜中まで仕事しない。他国拠点との電話会議があるときは頻繁に早朝深夜労働になるが、その場合も時間調整を入れられる。残業代のカウントも細かい(⬅︎外資なのに年俸じゃないので)。休みも多い。

良し悪しだが、会社としてお金の使い方が緩い。ずっと儲かってる非公開企業なので、コスト意識も低い。前の会社と逆な点。

やはり良し悪しだが知的財産とかの会社のコアになる部分への管理意識が強く、逆に細かい所は性善説に則ってあまり細かく管理しない印象。割と人柄重視の採用をするので、だから信用できるでしょ、といった感じ。実際どうかは別として…

上記もあって、社員へのお金の使い方も贅沢というか、無駄一歩手前。全員新品ラップトップ•スマホ•モニター類貸与、やたらと広いデスク、部署ごとに懇親会用の費用有り、やはりやたら広いリフレッシュ用スペースなどなど。

勤務地が遠い…。片道一時間半くらいなので通勤でぐったりする。あとひさびさの日本の通勤ラッシュ、半端ない…

本国の人事制度とのインテグレーションを進めている段階で、トラブルやカルチャー面でのゴタゴタが多いっぽい。