2012/07/30

エディンバラ観光

翌27日はエディンバラ観光。


<バグパイプを演奏する、スカートはいたおじさん>

<エンジンバラ城>

<スコッチ・ウィスキー・エクスペリエンス>

世界遺産の街並みはとても美しかった。
しかし睡眠不足気味で眠かった。できれば間をあけてもう一度来たい。

グラスゴー

ついでにグラスゴーの写真も貼っておきます。


<パブ>

<街並み。重厚な雰囲気>

<オリンピックの飾りつけも>

グラスゴーはロンドンよりこじんまりとしていて、人あたりもあたたかかった。

そしてイングランドに対する反感がすごい。

パブのおじさんは聞いてもいないのに「ファッ*ンイングランドからスコットランドは独立すべき」と主張。タクシーのおばさんは私がロンドンの大学に通っているというと「ロンドンの大学なんてクソよ!」といい、理由は「イングランドだから」。北朝鮮国旗に関する不祥事も、「グラスゴーの印象を悪くするハプニングだが、あれはロンドンオリンピック運営委員会の失態であって、スコットランドのせいじゃない」と文句を言っていた。

スコットランドの独立志向は話には聞いていましたが、実際こうも立て続けに直接耳にするとそれがどれほど強いものなのか実感します。

オリンピック② サッカー観戦

開会式前日。
某中央官庁からコルチェスター留学中のM君がチケットとってくれたおかげで、サッカー日本代表、1次リーグ・スペイン戦を観戦。

前日の25日にグラスゴー入り。
26日午前中多少グラスゴー観光したのち、会場へ。


結構、地元の人達が見に来ていたのが印象的でした。
オリンピックならではの光景だと言えるのではないでしょうか。

試合は日本がまさかの勝利を収めて大興奮。
滅多に見れないものを拝むことができました。ありがたや。

オリンピック① 開幕前夜

直前の様子の写真を何枚か。

グリニッジは馬術の会場となっており、交通規制含めてかなり大がかりな準備が進行していました。



<カナリーワーフ>

カナリーワーフの特設モニターでは3日にわたり屋外映画上映が行われており、この日は「クール・ランニング」。

皆芝生に寝転がって笑いながら見ていました。

2012/07/19

雨とHoody

Weblogに書きたいネタは多いものの結構忙しくて時間が取れない。
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ロンドンといえば曇・雨のイメージが定着している感がありますが、太陽を全く見ない日は少ないようです。一日のうちで天気が良く変わり、日本のように「今日の天気は○○」と一言で表現し難いことが多い。

さて雨が降ったとき傘をさすのは一つの選択肢ですが、ロンドンで100%雨に濡れないつもりで出掛けようとすると毎日傘を持っていくハメになり、これはこれで結構煩わしい。で、代替として活用されるのがパーカー(イギリスではHoodiesと呼ばれる)。小雨程度なら傘をさすよりフードをかぶってしまおう。傘をさす前に雨もやんでしまうかもしれないのだから。恐らくそういうことかと。

かくして厚手のHoodyを着こんだ若者が小雨降りしきる中を歩く光景は、ロンドンにおいて非常にありふれたシーンの一つです。また大きな大学ではたいてい学校ロゴ入りHoodyが売っています。ただし雨もふっていないのにフードをかぶっていると単なる不良に見えます。

2012/07/03

オリンピック


ロンドン五輪が近づいてきて、お祭りムードが高まってきました。


スーパーに行けば応援グッズが、テレビをつければ関連ニュースがといった具合です。


私自身もともと観戦する予定だったのは留学中の友人が取ってくれたサッカー日本VSスペイン。プラス、もう何も残っていないだろうとダメもとでチケットのウェブサイトを見たところ、意外にもチラホラと残っており、結局3日の卓球女子団体1回戦(ただし午後の時間指定チケットで、日本代表を見れるかは不明)、1日のバレーボール女子日本対ドミニカのチケットも取ってしまいました。

2012/07/02

ビール圏での飲み会の話

以前読んだ本で、「ビール文化圏」と「ワイン文化圏」の違いを論じている文章がありました。

要は飲み会の場での人々の交流の仕方、発展してより一般的な、文化に根差したコミュニケーションスタイルを論じた文章でしたが、私が記憶している限りで言えば以下のようなものでした。

ビール文化圏では人々は個々のビアグラスを片手にパブをうろうろし、様々な人との広く交流の場を求める。人間関係は開かれた浅いものとなる。一方ワイン文化圏では人々は一つのワインボトルを一つのテーブルで共有し、そのテーブルでの一体感と深い会話を求める。より閉じた深い人間関係になる。

で、ここ数か月ちょくちょくイギリス人主催の飲み会に顔を出してみて、なんとなく上記の説は概ね正しい説明をしているように感じました。テムズ川のほとりに停泊している小型の船を用いたパブがいくつかあり、この季節はとても気持ちいいのですが、一昨日もその一軒での飲み会にお呼ばれして行ってきました。

イギリス人主催の飲み会は、基本的に参加者が自分の知り合いを勝手に連れてくる事に寛容で、一昨日の会も15人位いて、うち知り合いは半分以下。そして、パブのシステムというのは非常にこの「開いた飲み会」に都合が良い。お酒はカウンターでの個人会計、かつ席やテーブルにあまり仕切りを設けないため移動や途中参加がしやすいのです。一つのグループというより、個人をベースにして、その個人個人が緩やかに集まって会が形成される。ある意味では個人主義的ともいえます。

翻って日本の居酒屋の飲み会は、「個室居酒屋」が尊ばれることからも分かるように、ワイン文化圏に近い「閉じた飲み会」であり、そのベースになっているのは日本酒の一升瓶を共有して飲む飲み方にあるのかなと思ったりします。すなわち日本酒文化圏。
(とは言えそもそも日本の場合は宗教的に氏族・家族等の「血縁・身内」での関係性を重視する面があり、日本酒が個室での閉じた飲み会をつくったという因果関係は無理がある気がしますが)

ところでフェイスブックはこうした「開いた飲み会」で知り合った相手と連絡を取るのに非常に都合が良いツールだと言えます。相手の名前と、誰の知り合いなのかを確認しておけば後で連絡を取ることができる。メールアドレスを聞くより大分カジュアルに連絡先を得ることができ、これもパブ同様このスタイルでの飲み会にはとても便利なのです。